応用食物メディア論
はい、みなさんこんにちは。
この講義は後期の応用食物メディア論です。
よろしくお願いします。
はじめにですね、自己紹介の方をさせていただきたいと思います。
私ひつじ座と申します。
普段はアイドルマスターシャイニーカラーズのコミュ感想の方を講義しております。
えーですが、前期にこの講義を担当されておりましたけむぴこ先生が逮捕されなさりました。
前期受講者の方、誠に申し訳ございません。
思想が強すぎました。
僭越ながら代わりに私が担当を引き継ぎましたので、皆さんには応用食物メディアの理解を深めていただこうこうかと思います。
単位条件なんですが、
テストなし
毎回授業の最後に出されるレポートを専用フォームに提出することで点数が加算され、大学が定めた規定ラインを超えれば単位を認めます。
さて、早速ですが、みなさんに質問です。
いきなりですけどちょっと周りの方と話し合ってみてもらおうかな。
胡瓜の浅漬けの胡瓜はどういう振る舞いを見せているかを話し合ってもらいます。
このテーマで、少し……そうですね、5分ぐらい時間を取るので、ちょっと周りの人と話し合ってみてください。
~約5分後~
はい、そろそろ5分ぐらい経ちましたけど、いかがですかね。
じゃあまず最上段のグループから
「えっと、世の中に浅漬けのレシピは沢山あるから、レシピ内の『きゅうり』と書かれている部分を『キャベツ』に置換しても成り立つ。という意見が出ました。」
つぎ、じゃあそこの文学少女がいるグループ
「はい、浅漬けにおける胡瓜は他の食材に代替が可能で、唯一無二性を持ち合わせていません。浅漬けのタレを直接摂取することが医学的に極めて危険なため、媒体が必要。仕方なく胡瓜が選ばれているに過ぎません。」
Thats right.
皆さん、概論の知識が活かせていますね。
胡瓜の浅漬けにおいて、きゅうりはスポンジと同義です。
食物メディア概論では、
この結論を展開して、多くの事例を観察すると次のようなことが分かりました。
野菜の9割は媒体
野菜というのはほんの一例で世の中はたくさんの媒体で溢れかえっています。
本質的な意味などほとんどないのです。
概論の復習はこのくらいにして
応用食物メディア論ではどのようなものを学習するのかについてお教えします。
基本的には概論で学習したものを拡張していきます。
次のスライドをご覧ください。
第一回から第四回では、心理状況を織り交ぜながらメディア化された食物を考えてみましょう。
さわりだけ話しますと、
「昼ご飯は鳥の天ぷらが食べたい」と思ったとき、うどん屋でとり天ぶっかけうどんを食べる。
天ぷらが食べたくてうどん屋に行く。
このシチュエーションのどの部分が媒体となるのかを考えていきます。
最後に、今回の課題について、
初回なので簡単にしたいと思います。
食物メディア概論前後で変化した自分の考えについてまとめてください。
提出期限は8月31日木曜日までとします。
提出場所は大学HPから私のサイトに飛んでいただき、月額1980円のメンバーシップに登録いただいて、メンバーシップサイト内の専用フォームから提出してください。メンバーシップ登録時には学籍番号が必要なのであしからず。
レジュメのダウンロードもメンバーシップサイトから可能です。
それではこれで今回の講義を終わりたいと思います。ありがとうございました。