浅倉透GRADコミュ感想記
Pカップ終わった!!!
更新明けたらノクチルG.R.A.D.編だ
ウッ
そんな限定透SSRで死体になった私が、
更に死へ向かった透G.R.A.D.の感想記を書かせて頂こうと思います
W.I.N.G.・感謝祭・天塵・海に出るつもりじゃなかったし
を経てノクチルカはどこに向かい、どんなアイドルになるのでしょうか
*この記事には浅倉透G.R.A.D.編のネタバレを含みますのでご注意ください
*初めに
*私はノクチルに関するコミュをすべて網羅しているわけではないので解釈が違ってしまうかもしれません。感想日記レベルだと思ってお読みください。
ノクチルは『水』をイメージしたキャラデザをしており、
川(淡水)→ただの人として生きていく日常
海(海水)→アイドルとして生きていく日常
川を下って海へ出て、キラキラ光る宝物を探して旅をしている最中と解釈しております
今回も海に関するお話なのでどのような比喩が出てくるか楽しみです
クラス発表の研究題材『湿地の生態系』において
ミジンコに心臓があるのか?という疑問をもつ
そんなシーンからスタートします
このミジンコ。透G.R.A.D.編で重要な要素となるため覚えておきましょう
*『携帯が鳴っている』~
シーズン1『携帯が鳴っている』のコミュは
有名人がツイスタでアップした写真にたまたま映り込んでいた浅倉透が
ビジュアルの良さから話題になるというエピソードです
いきなりですが、ここの演出に大きな衝撃を受けました
映り込んだ透の様子を見た一般人が
ツイスタにハートマークを送るシーン
『ミジンコの心臓』がコミュに関連するという先入観で見ると、
ツイスタのハートが集まる様子が
鼓動のように・脈打つように・心臓を動かしているように
表現しているように見えます
このコミュを見た時、
私はG.R.A.D.透編の大きなキーワードである『息をする』について
息している→アイドルという肩書を背負って活動してるだけ
心臓が動く→注目されて話題のアイドルになる
という風に解釈して
ようやくアイドルとして注目され、てっぺんを目指して生きていく
アイドルとしての浅倉透が動き出した
そんなコミュなんだなと
勘違いした
コミュを見進めていくとわかってくることなのですが、本質はそこではなく、
『アイドル活動を頑張っている姿が評価されたのではなく
たまたま映り込んでしまった自然体の浅倉透が評価されている』
その部分が大切だった
自分から何かしようとした訳じゃなくて、そこにいただけ
そんなそこにいるだけで絵になってしまうオーラが浅倉透にはあった
彼女は『息してるだけ』でアイドルになってしまう
シーズン2『息してるだけ』のコミュでは、
ツイスタの件で話題の人物となった浅倉透が多忙になった様子が描かれています
ラジオのスポンサーもMCも透のことを「いいキャラしてる」と言いますが、
アイドルとしてのキャラではなく、緊張する訳でもなく、これが素の浅倉透
彼女にとっては単なる受け答えと何ら変わらない
描写はされていませんが、ここも『学校と変わらない』部分なのかもしれません
この様な仕事も『息しているだけ』
やはり、浅倉透は『息しているだけ』でアイドルになってしまう
*『どうしたいのかとか、きかれても』~
浅倉透のレッスンに対する態度に疑問を感じたレッスン講師は
「河原コース100周してから出直しなさい」といいレッスンを中断する
たとえ河原を100周し終わっても
普通なら何もつかめず、「つかれたなー」としか思わない
アイドルとしての自覚が芽生えるとは到底思えません
いつもの浅倉透なら何もせずに次の日を迎えていたと思う
ただこの時、彼女は悩みを抱えていた
ここでプロローグのミジンコのお話に繋がります
ミジンコに心臓があるかどうか分からないように
透自身も心臓があるかどうか分からない
現在の自分の気持ちをわかっていないこととリンクします
自分の気持ちの中でも『頑張る』と『ドキドキ』について
ビジュアルに恵まれ何もせずともそれっぽく見えてしまう透にとって、それを知ることは難しいこと
どうすれば頑張れるのか分からない
『頑張る』を理解したかった
100周したら分かるかもって
*『息したいだけ』~
シーズン4のコミュ『息したいだけ』では、
透を気遣い、Pが「大丈夫か」と声を掛けます
透はこう言います
この言葉。すごく大切なセリフです。
シーズン2コミュ内でも同じように大丈夫かどうか尋ねていますが、
彼女はしっかりとした答えを持っていて
「そこまで頑張っていない」と答えています
自分の現状と心について
S2で理解できていたのに
S4では大丈夫かどうか分からないほど、自分の心が不透明な状態となっています
分からない自分の心を他人に評価してほしくて
この言葉を投げかけたんだと思います
透明感のある透は、自分自身の心も透明にしてしまい
自分でも心を掴めなかった
わからなくなった彼女は、他人の評価で自分の心を決めようとする
初めて彼女がPにSOSを出したシーン
多分、浅倉透は溺れてたんだと思う
ゆっくりとゆっくりと
川の水と海の水が混じりあう河口付近で
そんな彼女を支えるのがPの努め
W.I.N.G.編では分からなかった透の気持ちも
だんだんと理解してきたシャニPの出した答え
シャニP大好き
エピローグ『泥の中』では、
ミジンコを観察して心臓があるのかどうかを見つけようとします
ミジンコに心臓があるように
透の心もしっかりあって見つけられる
自分の心を見つけることができて一つ成長した
この話はてっぺんに向かって『一つのぼった』と言えるでしょう
G.R.A.D.が終わって仕事中に魅せる笑顔からも伺えます
*全体を通して
透G.R.A.D.は自分の心と向き合うお話でした
ミジンコに心臓があるかどうか分からないように
自分の心のありかが分からなくなってしまう
そうなってしまった原因は『ずれ』ではないでしょうか
浅倉透G.R.A.D.編では主観と客観のずれが対比的に描かれていました
浅倉透がアイドルに見える委員長
『息しているだけ』でアイドルじゃないと言う自分
キャラだと思う周りの大人
飾らない素の自分
周りを喰らう捕食者だというカメラマン
命の一つとなって食べられたいと願う自分
沢山のずれの中で
『他人の評価が自分』なのか
『自分の思う自分が自分』なのか
迷っていたのでしょう
その中でPはちゃんと答えを持っていた
ずれていても
「自分の気持ちが大事だ」って
すごいよシャニマスP。。。予知じゃん。。。
Pのアドバイスを聞いて彼女なりの答えを出します
自分の心のありかを見つけた
浅倉透という人物をまた一つ知れた
そんなコミュに出逢わせてくれてありがとうございました
ちゃんと号泣です
雑記感想をここまで読んで下さりありがとうございました
少しでも感想が共有できていれば幸いでございます
私はもう一度、墓で眠ってきます